▲サムネイル
春休みにかこつけて3回PJCS予選のPJCS予選抜けを目標に一ヶ月間ダブルに取り組んでみることに。
ランクマを継続的に熟して情報調達、練習しつつ大会本番へ。
最終日夜20時時点で64位レート1733到達。
あと一勝で確実に予選抜けボーダーに入る場所まで来たが、動悸が止まらなかったため今回のボーダーが甘くなっていることを祈って就寝。
▲ここですぐに潜る勇気は自分にはなかった…
翌朝7時にこのままではボーダーに乗れないと判断し潜ることに。
しかしそこから連敗、メンタルも折れてしまい予選は抜けられずでした。
結果的に予選抜けラインに1勝分足りずのレート1733が最高地点、ランクマは最終321位レート1852で一ヶ月の修行期間を卒業。
【PJCS2024予選第3回】
最高レート1733 64位
最終レート1651 717位
【ポケモンSV レギュレーションF S16ダブル】
最高最終レート1852 321位
はじめて競技を意識してVGCに取り組んだ一ヶ月間、悔しさと反省を込めて供養。
構築経緯
歴が短い人間がスタンダード構築を使っても歴戦の強者たちとの差を埋められるとは到底思えなかったので、ある程度決まった動きが存在する構築を組むことに。
レギュレーションFの環境ではタケルライコの単体スペックが抜けて強いと感じ、どの型のタケルライコにも不利を取らない駒を軸にしたいと考えた。
上位勢の配信を見ていた際に情報として出回っていたディンルーとガラルサンダーの並びがこれに当てはまるとして軸に採用。
使用感の良かった4枠をそのままに、残り2枠を補完枠として調整。
(※詳細な採用理由は個別解説にて記述)
ランクマで好感触だった構築で予選にあたった。
以下に構築を再掲。
▲レンタル欲しい方がいれば個別でお渡しします
個別解説
ディンルー
テラスタイプ:フェアリー
性 格:意地っ張り
特 性:災いの器
実数値:242(92)-176(236+ )-146(4)-*-122(172)-66(4)
持ち物:クリアチャーム
技構成: 地獄突き/地震/ヘビーボンバー/守る
<調整>
HD:眼鏡ハバタクカミのテラスマジカルシャインほぼ2耐え(乱数2発 5.2%)
構築の軸。
威嚇や捨て台詞に弱い性質上持ち物はクリアチャーム。
ハバタクカミを早めに処理したいのでヘビーボンバーを採用。
コーチングやおもてなしと組み合わせて柔軟に立ち回れるので守るは欲しいところ。
テラスは毒かフェアリーの2択だが、原種ガチグマに地震を押されたくなかった(から元気は後述するヤバソチャの怒りの粉で吸える)のでフェアリー。
ガラルサンダー
テラスタイプ:鋼
性 格:陽気
特 性:負けん気
実数値:189(188)-161(124)-111(4)-*-111(4)-158(188+)
持ち物:気合いの襷
技構成: 雷鳴蹴り/ブレイブバード/コーチング/見切り
<調整>
A:H252ゴリランダーをブレイブバードで乱数一発(75%)
S:最速ウガツホムラ抜き
コーチングでディンルーやテツノカイナを熱血指導。
一回でも多くコーチングをしたいため、耐久にある程度回しつつも持ち物は気合いの襷。
とにかく集中して狙われやすいので殺意を察知することが肝要。
ただパオジアン+水ウーラオスと対面すると何もできずに退場させられてしまうことが多かったため、テラスタイプを水にしなかったことが反省ポイント。
ヤバソチャ
テラスタイプ:水
性 格:穏やか
特 性:おもてなし
実数値:178(252)-*-127(4)-141-145(252+)-90
持ち物:メンタルハーブ
技構成: シャカシャカ砲/怒りの粉/命の雫/トリックルーム
<調整>
特になし。
消耗しがちなディンルーやテツノカイナにお茶を注いであげる枠。
挑発をされると何もできないので仕方なくメンタルハーブ。
このポケモンをどこまで残すか、どこで切るかで勝率が左右されるという感覚。
カイリュー
テラスタイプ:ノーマル
性 格:意地っ張り
特 性:精神力
実数値:191(196)-204(252+)-115-*-120-108(60)
持ち物:こだわり鉢巻
技構成: 逆鱗/神速/地団駄/アイススピナー
<調整>
H:災いの器込みノーマルテラス神速を確定耐え
S:余り
ディンルーの地震で巻き込まれないスイーパー枠として採用。
特性はマルチスケイルと選択だが、構築全体が猫騙しへの耐性が低いので精神力を採用。
テツノカイナ
テラスタイプ:草
性 格:意地っ張り
特 性:クォークチャージ
実数値:230(4)-211(252+)-128-*-120(252)-70
持ち物:オボンの実
技構成: ドレインパンチ/岩雪崩/腹太鼓/見切り
<調整>
HD:最大耐久指数
ディンルーとガラルサンダーの並びが出すことができないトルネロス軸の雨構築に強く出れるかつ味方のトリックルームと相性のいい補完枠として採用。
トリル下で相手の守る択が面倒だったので浮いている相手への打点にもなる岩雪崩を採用したが、外した場合は大抵厳しい場面になってしまう。
モロバレルに対して強く動かすために草テラスにしたが、構築単位で炎オーガポンが重かったことやフェアリーを半減にできる点から炎の方が良かったかもしれない。
▲世界に一匹しかいない混合NNヒードラン
ヒードラン
テラスタイプ:草
性 格:控えめ
特 性:貰い火
実数値:198(252)-*-127(4)-200(252+)-126-97
持ち物:突撃チョッキ
技構成: 熱風/ラスターカノン/大地の力/テラバースト
<調整>
特になし。
ここまでの並びで厳しい雪構築やカミイーユイに対しての解答。
カミイーユイに対して選出した際に初手に水ウーラオスを合わされることが多かったために草テラスタルにした上でテラバーストを採用。
Sが遅いが故に体力管理が難しいものの、独自の耐性による明確な強みがあった。
選出パターン
パオジアンが入っていないスタンダード
トリルパ など
先発 ディンルー+サンダー
後発 ヤバソチャ@1
パオジアン入りのスタンダード
先発 テツノカイナ+サンダーorヤバソチャ
後発 カイリュー@1
トルネ軸追い風(雨)
先発 テツノカイナ+ヤバソチャ
後発 カイリュー@1
先発 テツノカイナ+ヤバソチャ
後発 ヒードラン@1
終わりに
結果的には予選抜けできませんでしたが、考え方として今後も活きていくであろう並びを開拓できたことは有意義だったように感じます。
ダブルの面白さも今回の経験もって知ることができました。
構築の相談に乗ってくれたぽてサーバーのみんな、ありがとう。
各対面の立ち回りについてやパーティのレンタルコードが欲しいなどあればパルキア中野Twitterアカウントのdmまでお気軽にどうぞ。